心臓が止まるんじゃないか、というヨルダン戦、シリア戦のあとで、あまりにもあっけない中東の雄、サウジアラビアとの 5 – 0 という結果。
まず先に、サウジアラビアについて。中東のチームというのは、程度の差はあれど、基本的にはしっかり守って速攻というのが形だと思う。それに反して、サウジアラビアは現代風?というのか、ポゼッションして最終ラインからつないで攻める、というような攻め方だったと思うんだけど、それが全く浸透してなかったように思う。
サウジアラビアがこのままこのスタイルでいくのか。それとも、以前のスタイルに戻すのか。もっと強いサウジアラビアになって帰ってきてほしい。
なーーーーーんて、楽勝だったから言えるんだがw。
それでは、日本選手について雑感を。
まず、残念な方々。
松井。残念。右太もも肉離れの治療を優先させるためチームを離れ、帰国することが決定。決勝リーグで観たかった、松井、、、、。
本田。まぁ彼は、次戦は出てくるような気が。あと、ピッチ上や報道などのイメージだと見方が誰もいなさげな、そんな本田君だが、交代した遠藤とベンチでしゃべっていたり(遠藤と話しているのは、テレビでよく見るような気がする)、試合後岡崎と肩組んだり、かなりチームの一員として溶け込んでいるような気はする。
次に、いまいちカナー、というかんじな方々。
香川。残念だったなー、という印象。ネッド上ではザッケローニ監督から自由にしてよい、というようにあったような報道もあったけど、ほんと、もっと自由にやっちゃっていいと思うんだが。まだ固いような気が。
あえて西川。フリーキックを防いだセービングと、クロスをパンチングして即パスにつなげたなど、素晴らしいプレーもあったけど、攻められていて見方ディフェンダーが日本ゴール前に並んだ時なんかは、ちょっとドキドキして見てました。いまいち連携不足だったような。まぁ、これは試合出てたらもっと改善されると思うんだけど、次戦は川島かなぁ。
内田。前の岡崎が飛び出していくというのもあったのですが、前半で3点取ったあとくらいから日本の右サイドから、内田の裏から攻められて、その後逆サイドにふられて、そこからセンタリング、というシーンが2、3度あったような気が。それと、微妙な判定だったけど不用意なイエロー。
ただ、次戦は休めるのでしっかり休んで、準決勝からまたガンガン攻撃参加、守備に奔走してほしい。
で、よかった人々。
伊野波。よかた。内田と比べてスピードはないのかもしれんが、内田とは違った意味で、キープできてボール運べてクロス精度高し、というのは、なかなかの武器じゃないだろうか。しかも彼は他のポジションもできるから、45分だけとはいえ出場できたのは大きいと思います。
次に柏木。本田とはまた違うタイプだけど、かなり良かったんじゃないだろうか。彼の持ち味は、とにかく同じスピードで最後まで走りきれるところ。あと、試合終了間際での2本?のシュートもそうだけど、前半3点目、前田の今大会初ゴールをアシストした長友への、体制を崩しながらのパス。見事でした。
んで前田。今日はプレッシャーのかからない試合だったかもしれないけど、2点ともキーパーやディフェンダーよりも、ほんのちょっとだけ速くボールをさわってのゴール。この「ほんのちょっと」というところが大きいような気がします。よかた、前田。
っで、岡崎。彼の右サイドからの飛び出しというのは、本当に素晴らしく、彼が果敢に飛び出してくれるおかげで、前田もツートップのようなイメージで、いつもやっているジュビロ磐田でのプレーのようにできた気がします。本田と一緒に、このチームを引っ張っている原動力になっていると思う。
最後に、個人的にマン・オブ・ザ・マッチをあげたい、ザッケローニ監督。選手じゃないんだけどw。
まず、結果の出てなかった前田を今までどおり1トップにすえたこと。
次に、強豪サウジアラビアに対して本田を休ませて柏木を入れ、松井の所は岡崎を入れ、結果フォーメーションは変えず同じスタイルで臨んだこと。
大量得点したからとはいえ、イエローもらった内田、もらっていた吉田をそれぞれ伊野波と岩政を入れ、その上、遠藤という、所謂「替えの効かない選手」のバックアッパーとして本田拓也をテスト。選手をテストしつつ、自分の考えているチームは形を変えず、しっかり控えの選手にも浸透しているんだなぁ、というのがわかった事。
サウジアラビアへのスカウティングはモチロン、やけ酒で朝帰りしたか?、みたいな報道もあってモチベーションも落ちている、などなど、そんな情報も入っていたから、決断はしやすかったかもしれなかったけど、やっぱり見事な判断だったと思う。
その決断力、なによりも責任力というのか、そんな素晴らしい判断をくだすことができたザッケローニ監督に、マン・オブ・ザ・マッチを上げたいなー、なんて。
まぁ、それができる、という日本選手も、やっぱりすごいのだが。
というわけで、次は開催国のカタール戦。完全アウェー。そこで日本の強さを魅せつけて、しっかり勝ち進んでほしいところです。