主に宮間選手について。
約一年ぶりに皆が集まってまだ一ヶ月弱。中国人審判による卑劣なレッドカードで宮間選手が退場になったニュージーランド戦、宮間選手が出場できなかったイングランド戦と、『現時点でのベスト・チーム』として精度を上げられなかった なでしこジャパン。そんなチームがユーロを間近にしてチームとして完成度を高めつつあるドイツ相手に2点もとれたんだから、良かったゲームだったんじゃないかなと、結構楽観的です。
ボランチに入った宮間選手に対してはどちらかと言うとネガティブな意見、特に守備に関するネガティブな意見が多いと思う。前半先制点あたりまでのドイツは、なでしこジャパン のボランチ周辺に入るボールには2人、場面によっては3人と複数人でボールを奪ってショートカウンター、というシーンが多く見られたと思う。あれ?これってデジャブ?どっかで見たことあるねぇ?って、元々は なでしこジャパン の専売特許だった戦法じゃないですかw。他にもロングボールも極力少なくパスで繋いできたりとドイツがそうしてきたというのは、本当に日本へのリスペクトを感じました。
ということで、ボランチの阪口選手と宮間選手は徹底的にマークされてて、ボールを奪われたり、ちょっと長い縦パスをカットされたりというシーンが多かったように思うけど、基本的には宮間選手のボランチ、良かったと思う。
結局ボランチというのは、なでしこジャパン にとっては生命線なので、能力の高い人しか努められないという考え方を一貫して佐々木監督は持っていると思う。だからこそ控えにボランチを得意にいしてたり所属チームでやってたりする人を差し置いて、阪口選手のパートナーとして熊谷選手や宮間選手を試めしているんじゃないかと。
ま、世界での大きな大会になるほど、なでしこジャパン は一番小さなチームになるはずなので、そのハンディ差を埋めるのが連携だったりお互いのポジショニングだったりするのが なでしこジャパン の生命線。それはたったの一ヶ月では埋められない、というのが良く分かった三連戦だったんじゃないかな、と。
次に佐々木監督、というか日本サッカー協会?について。
以前、アルガルベカップにはベスト・メンバーを揃えつつ若手も複数加えて勝つのを最優先にすべし、というエントリをしたけど若手&なでしこジャパン初心者を多く連れて行って見事に玉砕された 佐々木監督and日本サッカー協会。この6月の2分1敗という成績は、アルガルベカップからチーム力、チーム戦術を維持・継続できなかったという点で、今年のスタート時点で自ら招いたミスを引きずった結果だったと思う。今後は練習試合とはいえ結果を求められる重要な試合がつづくので、アルガルベカップで躓いた分を取り返すのは大変かもしれない。
あと佐々木監督の采配、岩渕選手の投入がかなり消極的で、それよりも先に丸山選手というのがなんとも。去年のロンドン五輪では無用の長物だったとはいえ今年は結構いい感じに見える丸山選手を起用するのは気持はわかるけど、サイドハーフじゃないでしょ、と思う。あと、岩渕選手にはよっぽど信頼がないのか。澤選手はじめけが人が多くベスト・メンバーを組めなかったということもあるけど、それでも交代に関して消極的な感じがしたのは残念。また、アルガルベカップであれだけなでしこジャパン初心者を、所属チームでのポジションとは違うポジションにコンバートさせた佐々木監督が、なぜ今回の遠征ではワールドカップやロンドン五輪の控えの選手を試さないのか。話が最初に戻るけど、やっぱりアルガルベカップではあのメンバーで勝てると勘違いしていたのではないかと思う。アルガルベカップの結果、周りからのプレッシャーが大きかったんだろうかテレビ視聴率も悪かった、とにかく勝ちに拘った今回の三連戦だったが。
とまぁ尻切れトンボ的ですが、こんな感じで。とにかく、代表チームは、勝たないとダメだというのを実感した次第。澤選手が事あるごとに『結果が全て』とコメントするのがリフレインしてます。
