アルガルベカップ2013 5位決定戦 なでしこ 1-0 中国

アルガルベカップは13日に全日程を終了。なでしこジャパン は中国と対戦して、5位決定戦を勝利。んで、アルガルベカップを簡単にまとめてみたいなと。

先に、中国。韓国のチームに関しては過去に何度か書いた記憶がありますが、中国についても、あのような暴力行為はやめた方が良い。というよりやめる意識で取り組まないと、何時まで経っても強いチームにはなれない、と言っておきたい。ま、その御蔭で日本がずっとアジアではリーダーで在り続けることになるので、中国様は自業自得なんですが。

追記:途中交代した長船選手は、鼻が骨折して4週間の大怪我だったそうです。

それとあの主審は、家にカードを忘れてきたか、頭が悪いのか、どちらかでしょう。中国の暴力行為を助長したのは、間違いなくあの主審だったと思います。

 

で、本題に。

 

今回分かったことは、ワールドカップ優勝及びオリンピック銀メダルメンバーと、その他の選手とでは、相当な差があったということを痛感しました。その中でも、通用した選手、しなかった選手がいたと。今回のエントリは、良かったんじゃないかなと感じた選手をピックアップしたいと思います。

その前に一言だけフォロー?しておくと、ヨーロッパで活躍している選手は今現在もシーズン中で体が切れていて、逆に国内組は全体的にこれからかなぁ、とは感じました。

まずワールドカップ優勝及びオリンピック銀メダルメンバーでも抜群に良かったのは、やっぱり大儀見選手でした。ドイツ戦では周りの選手にゴールしてもらえるように立ち振る舞い、デンマーク戦や、特に中国戦ではボランチにも入って、まるで「こうやって攻撃を組み立てるんだよ」とでも言っているような姿勢に、本当に感動しました。振り返ってみるとワールドカップの時には孤立して、大げさに言うと国内世論的にも非難の的だった大儀見・当時永里選手が、一皮も二皮も剥けて、成長したなぁ、と思いました。

次に熊谷選手。今大会ではまだシーズン前のせいかイマイチだった岩清水選手のちょっとしたミスなどを補うという、本当にスーパーな活躍。彼女の前では危険なシーンはひとつも無かったんじゃないか、と思えるくらい素晴らしい出来だったと思います。

この2人は本当に素晴らしく、どちらも未来の なでしこジャパン のキャプテン候補にふさわしいと思います。

次にオリンピックメンバー以外の選手では、加戸選手が一番良かったのではないか、と思います。3試合先発出場して、途中交代も初戦のノルウェー戦のみ。しりあがりに調子が良くなっていって、中国戦などは右サイドから崩されるシーンはほとんど無かったと思います。まぁ、1つだけありましたが。ま、湯郷ベルファンの贔屓目な感想です。

次は中島選手。右サイドハーフで時には中央、左サイドまで行って、献身的に走り回っていたと思いました。あと、加戸選手と相性が良いと思いました。さすが、2010年U20WWCの同期のサクラ。そんな印象がします。

そして何より、田中美南選手。彼女があんなに体が大きくなっているとは思いませんでした。あの体型で昨年のU20WWCの時のようなスピードを維持できたら、すごい選手になるんじゃないかと、本当にワクワクします。ただ、本当は彼女をトップではなく、右サイドハーフで加戸選手とのコンビネーションを見たかったなぁ。右のペナルティエリアの角あたりからドリブルで切り込んでいく田中美南選手、というのを見てみたかったです。

最後に長船選手。良かった。宇津木瑠美選手も加えると、なんとCBの層の厚さ!男子A代表に分けてあげたいくらいです。言い過ぎですが。

 

全体的なことを言うと、FWは大儀見選手のパートナー探しという課題はありますが、概ね良いイメージ。DFの特にCBは候補が多くて素晴らしい。右サイドバックは近賀選手に代わって加戸選手が今年いっぱいは大活躍するでしょう。願望込みですが。左サイドバックは鮫島選手のバックアップとして有吉選手や、今回は怪我で来れなかった浜田遥選手などが是非候補になってほしい。で、サイドハーフは今回呼ばれなかった選手も含めて人材は多そうです。

結局、ボランチの選手がいない。澤選手、阪口選手を、超えないまでもバックアップとして計算できる選手が、少なくとも今回のアルガルベカップでは見つかりませんでした。宇津木選手も良かったのですが、澤・阪口に比べると、、、という印象は拭えないと思います。

佐々木監督は今回、澤選手、宮間選手、福元選手は連れて行かないというのは当初から決めていたと思います。誤算は、阪口選手が、怪我でまさか合同合宿から参加できなかったとは。想定外だったのではないでしょうか。阪口選手がアルガルベカップに帯同していたら、ボランチ含め攻撃の仕方も守備の連携も、チーム全体としてもっとレベルアップできたのではないかなぁ、と思うのですが、どうでしょうか。

 

とりあえず、6月にまた代表戦がありますが、まずは来週末から なでしこリーグ が開幕するので、楽しみに待ちたいと思います。

アルガルベカップ2013 なでしこ 2-0 デンマーク

3月11日。日本国民が忘れられない日に、「東北魂」岩清水梓選手がキャプテン・マークを巻いてのデンマーク戦に勝利。連敗を止めると共に、今年初の勝利でした。

最初にデンマークについて。体が大きくて以前だとロングボールを前線に当ててセカンドボールを、というサッカーだったようなイメージでしたが、あくまでも繋いでポゼッションするサッカーをしてきました。夏に控えているユーロなど本番の試合ではロングボールを多用するようなサッカーもするかもしれませんが。デンマークもそうですが、これまで3戦、ほとんどのチームがそうしてきたということは、2011年ワールドカップでの なでしこジャパン の優勝というのは、本当に大きなエポックメイキングだったんだなぁ、と実感したりしました。

次にTBS。ピッチレポートが聞こえなかったり試合途中で得点シーンを何度も繰り返すような放送事故は辞めましょう。地上波で中継してくれることは大変感謝するのですが、あのような放送は、サッカーのみならず「スポーツファン」すらも見なくなるとおもいます。

で、なでしこジャパン。

右サイドの中島選手、加戸選手、本当に良かったとおもいます。

高瀬選手はあくまでもトップの選手だということがよく分かりました。田中美南選手が交代で入ってくる時に右サイドで加戸選手と一緒にみれるかな!と期待したのですが、右サイドハーフで加戸選手とのコンビネーションを見てみたかったです。

で、なんといっても宇津木瑠美選手が良かった。

今日は中国との5井決定戦。もちろん勝つしかないでしょう。

アルガルベカップ2013 なでしこ 1-2 ドイツ

負けました。このエントリーは、「すごく悪かったこと→悪かったこと→残念だったこと→少し良かったこと→良かったこと」というふうに書こうかと思っています。

 

その前に、なでしこジャパン がどうしようもできなかったことを2つ。

1つは、天気。途中衛星回線が途絶えるくらいの凄まじい雨だったので、これにはどうすることもできませんでした。ただし、これはドイツも同じ。

もう一つは、あの審判。酷かったと思うんですが、どうでしょうか。

 

さて、ここから「すごく悪かったこと」。

まず、速い時間に失点してしまうこと。ダメです。

で、2連敗したので、やっぱり佐々木監督の采配=選手選択、というのに大いに疑問です。まぁまだ、本当に呼びたかった選手が怪我で呼べなかった(私の予測若しくは妄想)という事もあって余裕はありますが。

「余裕はある」とは書きましたが、やっぱり気になるのは、視聴率。多分悪いでしょうね。「にわかファン」が なでしこジャパン を忘れないようにならなければいいですが。。。

 

次に「悪かったこと」。

海堀選手。あんなキーパーとしてあり得ないポカをする選手をキャプテン候補としていいのでしょうか。かなり疑問です。

同時に高瀬選手。なぜ彼女が なでしこジャパン に選ばれているのか理解できない。育てるというのは大変なのは分かるのですが、あれだけ寵愛を受けて、いつ開花するのでしょうか。

田中陽子選手。彼女の良さが、未だに分からない。JFAアカデミーの優等生でもありますが、彼女を見ても育成というのが難しいというのがよくわかりますなぁ。

 

次に「残念だったこと」。

田中明日菜選手。いつも批判しつつも期待しているんですが、やっぱりダメでした。厳しいですね。

前半の高瀬選手のシュート、前後半の川澄選手の2つのシュート、どちらもフリーだったので、あれは確実に、少なくともゴール枠内に蹴りこんで欲しかった。

 

で、「少し良かったこと」。

有吉選手。去年と違って、とても安定感あって、落ち着いて見れました。

ボランチで出場した宇津木瑠美選手。約1年ぶりにプレーを見ましたが、やっぱりよかったです。素晴らしい。まぁただ、守備専門的な位置なのが若干残念ですが、それは佐々木監督から言われていることかもしれないので。

 

最後に「良かったこと」。

大儀見選手。頼りになります。今日は自分でゴールを決めるというより、相棒田中美南選手もしくはその他に決めてもらうという「テーマを決めて」プレーしていたように見えました。大儀見選手らしいというか、ある意味分かりやすい。というか、彼女なりの気を使うプレーを見ることができて、とても楽しかったです。キャプテンならではな試合だったように思います。

で、やっぱり、田中美南選手。最高。ゴール・シーンはもちろんですが、その他にも、あんなに体がでかくなっているとは思いませんでした。相手ディフェンダーを背負ってもキープできるという形は、昨年のU20WWCでは見られなかったシーンだったと思います。2007年ワールドカップでは宮間選手も大野選手も細くてちびっ子でしたが、2011年のワールドカップでは体が大きくなって大活躍しました。それと同じような印象を受けました。田中美南選手の今後がとても楽しみです。この点は、この試合のハイライトだったと思います。欲を言えば、彼女の特徴でもあるドリブルで切り込んでいって、というのを見たかったです。まぁ、今日は土砂降りだったので無理だったかもしれませんが。

 

で、最後にまたまた愚痴みたいになりますが。

 

ちなみに、2連敗はおそらく、2011年ワールドカップ前のアメリカ遠征で2連敗した時以来だと思われます。

2連敗ではなく、ロンドンオリンピック決勝でアメリカに敗れてから3連敗でした。訂正しときます。というか、こんなに連敗している なでしこジャパン は見たこと無いですよ。

あと、今日の なでしこジャパン の布陣は「現時点での最強メンバー」ではありましたが、ドイツ代表も、ペーター選手やゲースリンク選手、マロジャン選手、エムバミ選手などが先発して途中交代でポップ選手も出場しましたが、要の選手であるボランチのベーリンガー選手や正ゴールキーパーのアンゲラー選手は出てない状態でした。

要するに、ある意味「どちらもテストチーム」での試合だったかもしれない状況で、負けました。

この点は重く見るべきです。要するに、控えにレギュラーの穴を埋めるような選手が なでしこジャパン にはいない、と。

アルガルベカップ2013 なでしこ 0-2 ノルウェー

予想的中な結果でした。いやぁ、あんなにひどい なでしこジャパン を見るのは今まであっただろうか、というくらいでした。

とにかくゲームを作れるプレイヤーがいないのが辛い。ボールを奪うシーンもほぼなく奪われるばかり。

フジテレビ初めマスコミでは「世代交代が今回のテーマ」と煽っていましたが、そんな簡単にうまくいくはずないですなぁ。一番心配なのは、これで視聴率が下がって なでしこジャパン を見る人が少なくなるんじゃないかなぁ、ということです。ただし、このアルガルベカップではその可能性大です。

澤選手、宮間選手のいないチームは、相当に厳しいことが、皆さんよーく分かったとおもいます。

とりあえず、ワールドカップ、オリンピックに行かなかったメンバーで良さげだった人を。

加戸選手。全体的にはまぁまぁなデビューだったと思いますが、プレッシャー受けた時のミスが多いような気がしました。そこを直してもらいたいです。近賀選手のバックアッパーは今のところ加戸選手しかいないので、ぜひとも頑張って欲しい。

キーパーの久野選手。反応の良さは、やっぱりよかったですね。コーチングはどうだったか分かりませんでしたが。

こんな状態でドイツ相手にどれくらいできるでしょうか。ある意味楽しみです。

 追記:

そうそう、一つ付け加え。フォーメーションについて。

なでしこ合同合宿や今回のアルガルベカップでも呼んでいる選手にトップ下もできる選手は多いと思いますが、4−4−2 のフラットで、これまでと同じ。ということはやっぱり、澤選手を念頭に置いたフォーメーションだと思います。